レンズの屈折力とレンズの公式
入射波が光軸に平行ではない場合を考える.
この時も同様に(1−21)を考えることができるが、この時右辺の分は曲率の増加量と考えられる.
そのため、この曲率増加量をレンズの屈折力Kとすると、以下のように表せる.
K=(c1−c2)(n−1)(1-22)
また、レンズに入射する方の曲率をs1,出射する方の曲率をs′1とすると、Kは曲率の増加量なので差を取ってあげると、
s′1−s1s′1=K=s1+K(1-23)
入射波面が平行の場合で考えると,平行だとs=∞となるため、lims→∞s1=0となる.
逆に出射波面側はちゃんと位置があるので、s′1である.
この時焦点距離としてs′=fと考えると、(1−23)よりf1=Kと言える.
これを(1−23)に代入すると、
s′1=s1+f1(1-24)
これがレンズの公式である.
また、(1−22)とK=f1より、
f1=(c1−c2)(n−1)=(n−1)(r11−r21)(1-25)
レンズが平凸、つまり入射側は曲率があるが、出射側は曲がってない直線上なので、曲率が無限大となる.
式にするとc2=∞というわけだが、これはつまりr2=∞ということである.
つまりlimr2→∞r21=0なので、これを(1−25)に適用すると、
f1=r1n−1(1-26)
と平凸の場合は言えるわけである.